こんにちは、ロスベガデザイナー本間です。
あなたは、
「ハイカット選びは、甲が決め手」
ということを知っていますか?
「甲が決め手?
靴選びは足の大きさで選ぶんじゃないの?」
はい、私もそう思っていました。
今から12年前、私がモデル時代に出会った
「ブーツしか履かないスタイリストさん」から教えてもらいました。
ブーツマニアの彼は、足の裏のサイズでシューズサイズを選ぶのではなく、
足の甲部分のフィット感でシューズを選んでいたのです。
特に、私のように「甲高+骨変形」の足であれば、なおさら
甲のフィット感が大切。
外国人のモデルを含め、何百人に靴を履かせ続けてきて、
ハイカットは足の大きさで選ばない。ということを学んだそうです。
これは、ハイカットスニーカーだけでなく、エンジニアブーツなどの
足首をすっぽりと入れるシューズ、全般に言えることだとも教えてもらいました。
甲がシューズとフィットしていると、ブーツのように重い靴だとしても、
歩き出しにしっかりブーツが足についてきます。
(あなたの足の甲が低い場合は、中敷きなどで調節するのもいいでしょう)
また、甲でサイズを合わせると、自然とシューズの方が足よりも1~1.5cm
くらい大きくなり、少しゆとりが出ると思います。
ロスベガもそうですが、アスリート用のシューズでなければ、
足先に少しゆとりがある方が圧迫されず、長時間履きやすくなります。
さらに、あなたも気がついているかもしれませんが、
ロスベガの長いシュータンには・・・、
とてもとても「厚めのウレタンパッド」が入っています。
じつは、この「厚めのパッド」こそが、足の甲のフィット感を高め、
ロスベガをフカフカの履き心地にしてくれてるのです。
「甲高+骨変形」の私の足だとしても、丸一日履き続けていても全く痛みを感じません。
ロスベガは「甲高+骨変形」の私にとって、理想を追い求めたハイカットの一足だったのです。
「じゃあ、ロスベガはローカットでもいいじゃないですか?」
あなたもそう思ったかもしれません。
「甲高+骨変形」の私は、一年のうち360日以上をスニーカーで過ごします。
ローカット、ハイカットどちらも履きますが、
デザインしているロスベガにはハイカットしかありません。
それにはワケがあります。
次回は、
「ロスベガにハイカットしかないワケ」
をお話しますね。
ロスベガデザイナー
本間 英俊